横浜市緑区の放射線を測定しました

2012年3月11日 23時59分 | カテゴリー: 活動報告

日常的な市民監視が必要です。行政の気づかないホットスポット

【3・11東日本大震災から1年】
昨年の未曾有の被害を出した東日本大震災からちょうど1年になります。私たち市民にとっては、2011年3月11日は今世紀において、いや人類史上において忘れられない日となってしまいました。
1年が経つにも関わらず、未だ震災による瓦礫は多数存在し、被災された方々の今後について心配の声が絶えません。多くの市民が被災者のみなさん、お亡くなりなった方々に対し哀悼の気持ちを改めて感じた1日となったことでしょう。
広域瓦礫処理についても単純な問題ではありません。いち早く岩手県陸前高田市の戸羽市長は地元に焼却施設プラントを設置したら何倍ものスピードで瓦礫処理が出きると県に申し入れしたそうですが、岩手県側は門前払い。法律、政令規制の壁があるそうです。大手ゼネコンによる震災瓦礫の利権が見え隠れします。地元の産業廃棄物業者に委託すれば、被災地の活性化にもつながるものです。もちろん、放射線問題もありますが。
「絆」の一文字で表されるように、人と人との繋がりが問われた3/11。もちろん、綺麗ごとで片付けられない事も、見聞きしています。でも、何とか震災からの復興を祈る気持ちを多くのみなさんと確認し合いたいです。
【冒険遊び場 三保ねんじゅ坂プレイパーク、三保念珠坂公園を放射線測定】
神奈川ネットワーク運動 緑ネットでは昨年秋から「震災・防災アンケート」を行ないました。その中で、地元、横浜市緑区の状況がどうなっているのか質問がありました。そこで年開けの1月に独自放射線測定を行ないました。
大地震による福島第1原子力発電所の放射能流出事故(メルトダウン)により、全国各地に多くの放射能の影響が出ました。各行政も放射線測定を行ないましたが、何よりも市民による放射線測定によって、数多くの放射線ホットスポットが判明しました。神奈川県内においても基準値以上の放射線が測定されました。
横浜南区、港北区、緑区、瀬谷区でも高い数値の測定結果の報告がありました。震災1年近く過ぎた2012年2月にも横浜の瀬谷区の小学校近くにある水路の跡地では、毎時6.85マイクロシーベルトと言う恐ろしい程の数値が検出されました。
緑ネット運営委員会では、横浜市が以前に測定したものとは別に、独自な測定活動を行なうことを決め、測定活動を行いました。計測器はクリアパルス社製Mr.Gamma A2700型です。計測する地点を地面付近、50㎝、1mの高さで、其々各6回ずつ計測。その平均値を出しています。
緑ネットも以前から「子どもの居場所」「子育て支援」「子どもの教育問題」「コミュニティな街づくり」を支援、創出の観点から「冒険遊び場プレイパーク」三保ねんじゅ坂プレイパークを応援していました。
今回、行政の放射線計測だけに頼らず、地域政党としても独自に1/18から調査活動することにしました。横浜市が計測していたデーターと現在どう変わっているのか?
計測した数字を見ると多少なりとも軽減はしている状態です。しかし、三保念珠坂公園内の横浜市(環境創造局)の計測からはずれた川につながるマンホールを調べると結構高い数字が出ています。
午後には県の管理下とする「四季の森公園」を計測しました。

【長津田、いぶき野、十日市場、霧が丘、寺山、台村、新治、中山、上山、白山、竹山、鴨居、東本郷、青砥、北八朔、小山町も計測しました。】
全体に言えることは、公園内の砂場は水はけも良いのか、数値としては低く、落ち葉枯れ葉が積っている場所、水はけが悪い場所ほど数値が多少なりとも高かったです。また公園とは別に遊水池になっているところ、コンクリートに囲まれた窪地になっている箇所も計測してみると毎時0.1マイクロシーベル以上の数字が出たところもありました
詳細データーは横浜市緑区放射線測定結果、三保念珠坂公園放射線測定結果として添付資料を貼りつけていますのでご覧下さい。(ワードで書き込みしています。発信元パソコンはウィルスチェックしていますので安心して開けます。毎時0.1マイクロシーベルを超えている箇所は赤数字にしました。)

【「脱原発」を国のエネルギー政策とすることを要望します。】
私たち市民は文明の発達により電気を手に入れました。昔は焚き火、ろうそくの生活を余儀なくされていましたが、電気が発明されたことにより、便利さと快適な生活を得ることが出来ました。そして科学技術の「進歩」により、原子力発電が生まれました。しかし、「安全性が確保されている」とする原子力発電所も、今回の大震災でその「神話」ももろくも崩されました。何かあった場合、そして完全に処理されない危険な放射能物質をどのように考えるか?「便利さ」と「安全性・危険性」を今こそ、私たち一人ひとりが考える時です。
緑ネットは主張します。
安全性が確保出来ない原子力発電は要らない!安全性が担保できる自然エネルギー政策への転換を!脱原発の安全安心社会をめざして!
神奈川ネットワーク運動 緑ネット
代表 熊谷暁