【「カフェベーカリーぷかぷか誕生」】
横浜市緑区の霧が丘グリーンタウン商店街の一角に2010年4月26日「カフェベーカリーぷかぷか」が誕生しました。このパン屋さん&喫茶店は障がいのある仲間たちによって運営されている「就労継続支援A型事務所」です。
地域作業所や施設で働くのとは異なり、商店街の真ん中で、地域の人たちと日常的にふれあいながら、仕事を通じて生活しています。
【神奈川ネットワーク運動・市民社会チャレンジ基金団体】
この「ぷかぷか」さんが誕生するにあたっては、神奈川ネットワーク運動の市民社会チャレンジ基金からその設立・活動の主旨に共感し、助成金が授与されました。「知的障がい者があってもその能力と適性にあった「働き」の場を作り出し、自立できる賃金確保をめざした事業運営という目標は大きなチャレンジであると捉え、店舗としての設備を整える。」ことが対象の理由となっています。
*『市民社会チャレンジ基金』は、市民による社会を変えていくためのチャレンジを応援するために、神奈川ネットワーク運動が2001年に創設した基金です。
【こだわりのパン屋さん】
「ぷかぷか」のパンは国産小麦粉・天然酵母を使用し、素材にもこだわりを持っています。アレルギーのお子さんにも安心して食べられるように、卵、牛乳、ショートニングなどは不使用です。中でもカレーパン、肉まん、ベーコンエビには今話題の安全安心の山形産の豚肉(平田牧場の三元豚)を使用しています。
【ハンディのある人と共に、普通に暮らせる街つくりを進めましょう!】
緑ネットは「共生社会」の街つくりを目指します。お年寄りも子育て中の若いお母さんや障がいをもっている方も、地域で普通に支えられる関係つくりが大事と考えます。
今回の「ぷかぷか」さんは、地域作業所や施設で生活する人たちをより身近に地域生活に根付かせる試みと考えます。今後も「ぷかぷか」さんとの連携も含めて「私たちの目指す街つくり」を推進して行きたいです。
神奈川ネットワーク運動・緑ネット
代表 熊谷暁