4月30日(水)10:30〜12:00 緑ネット事務所にて。横浜市議会議員の若林智子さんを報告者として招き、「横浜市議会・議会報告会」を開催しました。
報告は介護保険料の問題。教育費、横浜市の相も変わらない「箱もの主義」予算の指摘がありました。
介護保険制度においては特定高齢者の介護保険事業に参加する人が少なく、経費がかかり一人当たりの10万以上かかっているそうです。教育費は4億増えていますが、この中身の主なものが教育本来の充実に使われるのではなく、「遊具」の点検管理に使われるのが大半だそうです。中田市長の「売り」としていた「子育てサービスの施設補助」に対しては500万円で、子育て支援のNPO団体としては1件か2件しか受けられない寂しい状況です。
特に興味深いものとして、横浜市が本牧の埋め立て地の買取り計画があるそうです。この件に関しては実際何に使うかははっきりしないようですが、市会内では「新しく市庁舎」建設の動きではとの憶測が飛んでいるようです。
開港150周年記念イベント・記念事業08、09で174億円が使われる予算となっています。大規模プロジェクトの推進として多額の税金が使われます。
地域の活性化として市民が納得いくものは必要とすべきでしょうが、安易に大きな、ハコモノ主義的投資は如何なものか考えざるを得ません。
2時間近くに渡った「議会報告会」は普段は接する機会が少ない横浜市議会の様子に触れられ貴重な時間でした。
今後も定期的に「横浜市議会・議会報告会」を開催します。是非、皆さんの参加をお待ちしております。
緑ネット代表 熊谷暁