青木美希さん2/2横浜市瀬谷区講演会に参加しました。

遅れましたが、報告です。上記、青木美希さんの講演会に参加しました。とてもわかりやすい原発反対の集会になりました。

青木さんについて知る人知るですが、知らない方にプロフィールを掲載します。

ジャーナリスト、作家。札幌市出身。1997年、北海タイムス入社。同紙の休刊にともない、1998年9月に北海道新聞入社。札幌での警察担当のときに北海道警裏金問題を手がける。2010年9月、全国紙に入社。東日本大震災では翌日から現場で取材した。現在も個人として取材活動を続けている。「道警裏金問題」取材班として菊池寛賞。同取材班と、のちの原発事故検証企画「プロメテウスの罠」、「手抜き除染」報道の両取材班で、新聞協会賞を3度受賞。初の単著『地図から消される街』(講談社現代新書)は福島第一原発事故の実情を描き、貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞した。2023年から日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

当日の講演会ではパワーポイントを交えながら、原発問題の現状、3・11の福島第一原発からの被災地の問題を現地に赴きの直接取材を行い、長年にわたり自宅から避難し、荒れ果てた実家に一時帰宅した方の取材動画が紹介されました。「放射線感知器」は異常数値の「ピーピー」の音の中での聞き取り。とても危険の状況の中、地元の方の悲しい思いを伝えてくれました。

講演会では、「原子力ムラ」の根幹を担う問題点を指摘してくれました。「政・官・業・学」そして何よりマスコミの大罪について!酷い話しを強調の講演会でした。「原子力」の安全神話の中で、どんどん原子力発電所を建設。ゴミ箱無き原発!。私たち、人類において「原子力」の存在は如何のものでしょうか‼未来永久に住み続けたい人類にとって安心安全な世のなかには、原子力発電はいらないと思います。また、2011年3月11日の原発事故による放射能汚染の実態についても詳しく説明してくれました。未だなお、高い放射能汚染の食物が発見されている状況である事も指摘してくれました。

2部構成となっている後半では、鹿目久美さんの子供の健康の為に放射能被災からの免れる移住を選択した報告ありでした。言われなき差別問題にも遭遇され厳しい生活を担う事も教えてくれました。以前、読んだ森松明希子さ『災害からの命の守り方-私が避難できたわけ-』(文芸)を思い出されました。

(講演会の始まり、終わりに青木美希さんの本の購入を大きい声でアピールしている若者おり。講演会の話しの中で紹介された青木さんの息子さんでした。現地取材にも関わったそうで、力強き息子さん。その彼が販売もお手伝い!最後に「これからも頑張ってね!」と声掛けさせて頂きました。)

神奈川ネットワーク運動 緑ネット

代表 熊谷 暁

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