横浜市議会!一般傍聴席に監視カメラ設置か‼

横浜市議会が本会議場内の傍聴席を映す防犯カメラを設置することになった。その理由とする所は「官庁などに相次ぐ爆破予告や不審者の侵入に対応する為」というものとの事である。全国の行政会議においても極めてまれなケース(全国においても市議会において、傍聴席に監視カメラを設置している所は無いとの情報である)

改めて、横浜市議会の傍聴規約について確認してみると、こと細かい規定もあり、もちろん勝手に議場内に入れるわけもなし。許可を求め入場する事が出来る。

横浜市傍聴規則

https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00000071.html

 

横浜市庁舎内には、いくつものカメラが設置されている中で、市議会の傍聴席を先の理由でわざわざ監視カメラを設置する必要があるのか大いに疑問がある。我々の市民の税金で賄われて運営されている横浜市、横浜市議会!

市民から政治家に対して諦めや不信感から政治離れしつつあるご時世の中で、しっかり自分たちの生活、市民政治に直接参加出来る一つの手段とする「議会傍聴」に、意志ある市民がわざわざ直接に 市議運営、決定を確認出来る機会である!

その大切な参加する傍聴者を「犯罪者」を予防する為と言って、議会開催中ずっとカメラで監視する事は、全くおかしく、市民の権利を蹂躙しかねない問題をはらんでいると思われる。プライバシー侵害にあたいするもの。市民の人権を侵害するものではないかと思われる!「爆破予告」とされている人が会場に入るだろうか?「不審者の侵入を防ぐ」との事も、先の議会傍聴規定の中の申請において勝手に議場に入る事なく、市議会事務局、市職員のチェックを受ける。何で改めて監視カメラを設置する意味があるのか理解出来ない。(確かに規定に基づき、ヤジ等で規制退出された傍聴者もいた事実はあるも、明らかにおかしい決定、議論に関して退席も覚悟で傍聴者も市民の声の一人として声を発する事は仕方のないことでもある。傍聴席には以前に比べ、守衛警備人が多くなったと事。規定違反とされた中で退席を命じられれば、速やかに確保され議場から引き出されます。これで十分ではないでしょうか。)

市民の議会の傍聴権とする所を監視するより、議員席を事細かにカメラで「監視」した方がより良いのでは~!いくつかのテレビ報道でも明らかになった審議中の議会の中で、居眠りする議員の多いこと!また、議会では関係ないインターネットを見ている議員!飲食を禁じられている中でチョコレート等を食べる議員!年賀状や後援者等に挨拶文のはがきを書く議員!仕舞には競馬の馬券を購入する輩もいる事‼テレビ報道でも明らかになりました。

市民の傍聴席を「監視カメラ」でチェックするより、公人とする議員席をしっかり監視した方が、よりよいのではないでしょうか‼

今回の決定は3月10、25日に「各会派団長会議」(「各派団長会議」とは5人以上の議員がいる会派のみの会)で、会議では自民、公明、立民、維新、民主フォーラムが賛成し、共産のみが反対。賛成多数で設置が決まった。もちろん、少数会派等は議論にも参加出来ず。

「傍聴席監視カメラ設置」が必要なのか!しっかり市民の声を聞くべきである!

神奈川ネットワーク運動 緑ネット

代表 熊谷 暁