国政政党とする「参政党」の危険性の問題点!極右政党!に反対‼
参議院選挙が終了しました。私たち緑ネットが以前から現政権とする自民党、公明党政権!に反対しています。戦後30年の国民の疲弊、経済状況にした本家本丸!公明党は創価学会を基盤とする宗教政党!以前は「消費税に反対!」を謳いも、このあり様!現、自公政権をもともと認めるわけには行きません。
東京都議選挙、参議院選挙として躍進した「参政党」!街宣活動を看ると異様な風景ですね。まさに「カルト政党」とも言える状況です、最近のテレビ報道で参政党の議員、会員を辞めた人の証言では、神谷代表とする人を神格的に尊敬し、多額の寄付をしていると!噂によると「統一教会」「幸福の科学」との関係される報道もあり!疑わし事の数々が噴出しています。
問題点1~憲法問題
現在、直接的に戦争に参加せず、我が国だけとするなら「平和」な生活を暮らしていられるのも「日本国憲法」のおかげです。自民党は結党当時からこの憲法を改正(改悪)にする旨でありますが、今回の選挙で「大躍進」されたとされる「参政党」は、独自に「新日本国憲法」(構想案)なるものを出しています。いろいろな問題点はありますが、一番問題とされるのは国民主権を否定し、戦前の天皇主権国家とする以前の『帝国憲法』を踏襲する憲法構想です。国家主義の戦争の出来、差別助長の憲法を作り事です。
今回、「参政党」に投票された方は、この問題をどう捉えているのでしょうか?街頭活動で日の丸「国旗」を掲げている方たちは、その点に感化され確信犯としている人でしょうが、今回は多くの若者たちも投票されたと聞きます。
私たち「日本人」は悲惨な先の戦争を踏まえ、「二度と戦争する事のない、平和国家を目指す」事を日本国憲法で誓ったはずです。その事を理解して投票した人は、どの位の割合でいたのか?一時的な雰囲気、勢い、SNS等に情報操作により惑わされた人が多かったのではと思います。街頭活動は、アイドル系のコンサートを思わされる勢い!神谷代表の演説に、第2次世界大戦時のナチスのヒットラーとその面影をダブらせた方もいられるのではと思います。
海外メディアは「日本ファースト」と称して選挙戦に臨んだ「参政党」に対し、危ない右傾化、極右政党、ネオナチ政党と、その危険性を危惧する声もありました。
ある候補者、当選者は「徴兵制」を戻す!「核武装するのを容認」させる発言まで出ています。今後は「スパイ防止法」なるものを提出する予定と‼体制批判者はすべてスパイとして取り締まる法案がまかりにも採択されたら、今後のわが国の未来はない!
問題点2~移民、外国人問題、排外主義
なんか今回の参議院選挙で急に浮上したかと思われる問題点2です。マスコミ、メディアの意図的な問題も感じられます。
たとえば、山本太郎の「れいわ新撰組」と神谷代表とする「参政党」の移民政策については、「反対の立場」ですが、その内容は似ても似つかずの差があります。れいわ新撰組は移民政策には反対です。 しかし、山本氏が言うのは「既に入ってきている方々で、この日本国内にお住まいになられてる方々の基本的人権は守られるべき。 当然のこと」としています。「現在の移民政策の問題点は日本企業が安く低賃金で働かせる外国人の労働を搾取している世の中」に対しての批判です。
それに対して「参政党」は、「外国人の規制出来ず、日本人が生活苦に強いられている。その問題を解決しないのは、外国人に問題がある」と言っています!国内での治安を悪くしているのは外国人であると指摘しています。
移住政策に対して先日のテレビ番組「朝まで生テレビ」で参政党の議員が誇らしげに外国人に対して批判しましたが、当日に参加した野党議員から、悉く論破されました。差別、排外主義も酷いものです。
問題点3~差別主義政党
今回の参議院選挙での街宣活動でも、酷い差別用発言が飛び出ました。発達障がい者は存在しない。本人の我儘であると!また、ジェンダーフリーやLGBTQなどにも批判の声を投げる!女性に対する差別発言も酷いの!「子どもを産み育てることは国家に対するある意味貢献でもある」と!
「専業主婦はダメだという刷り込みをここ20~30年の「男女共同参画推進」やってきた。そんなもの潰してしまえ!」と‼
本当に酷い言動数々。「参政党」は男尊女卑!「障がい者」排除!である差別主義の政党であります。
全国各地行われた参政党街宣活動は、いつも賛同者の後ろには、「ヘイトスピーチ・デマ発言」に反対意思表示する心強いメンバーも多くいました。
「日本人ファースト」の宣う「参政党」は日米安保の中での「地位協定の問題」!国内ある在米基地問題にしっかり説明しましたか?アメリカの基地を抱える住民たちに寄り添う発言はありましたか?
問題点4~マスメディアに対する圧力
神奈川新聞の記者ある石橋学さんに対する記者会見に参加拒否問題!神奈川県からの「参政党」候補者を追い続けていた石橋さんが標的とされました。またテレビ「報道特集」に対しても文句を垂れる始末!これらに関して「報道の自由」を疎外するものであります。「新聞労連」は定期大会で「報道の萎縮を狙った圧力であり、市民の知る権利を著しく損ねる行為」とする特別決議を採択。また、日本ジャーナリスト会議(JCJ)は29日、抗議声明を出した。特定の記者の排除は報道の自由を侵害し、人々の知る権利を奪うもので「参政党」を批判しました。
問題点5~原発問題 歴史認識問題
原子力発電所問題については、
2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原発により、今まで原発にも無関心だった人も、その怖さを実感された人も多く増えた思います。
「参政党」は食の安全・安心を宣いながら「原子力発電」には賛成の立場にいます。一部聞こえの良いフレーズを政策に盛り込みがら「大衆操作」する詭弁な危ない政党です。
歴史認識問題については、
神奈川選挙区である初鹿野氏は6月18日付のXの投稿で「捏造(ねつぞう)された南京事件」「南京大虐殺が本当にあったと信じている人がまだいるのかと思うと残念でならない」ですとの投稿あり‼何度も議論も右派勢力から疑問視されていた「南京大虐殺」も今では事実とされています。
参政党の神谷代表が、自民党・西田参院議員のひめゆりの塔の表記について「歴史の書き換え」と発言したことを「本質的に間違っていない」と擁護していたことがわかりました。その後の世論から批判を浴び、西田議員は謝罪、訂正のしました。
そもそも、「参政党」は天皇元首化する戦前の『帝国憲法』を容認した上での戦争の出来る憲法に変える立場であります。こんな国政政党とする「参政党」を認めるわけには行きません。いわゆる「参政党」は歴史修正主義政党であり、侵略戦争や植民地支配、軍隊等による組織的残虐行為など、こんにち批判的な評価が定着している事象について評価を逆転させて支持・擁護する主張存在です。
聞こえの良い政策、提言(特に食の安全・オーガニックに特化された主張)は、大衆迎合とす「ポピュリズム」を利用した市民の意識を誤魔化する政策として危惧します。
私ども緑ネットは「横浜教科書採択連絡会」のメンバーとなり、歴史修正主義者とする「危ない教科書=育鵬社、自由社」の「新しい教科書をつくる会」の教科書にも長年反対活動しています。
私ども緑ネットは「参政党」の今後の活動を監視して行きます
神奈川ネットーワーク運動 緑ネット
代表 熊谷 暁