戦後80年の「終戦(敗戦)記念日」にむけ、反戦。平和への願い‼~「核兵器禁止条約」に政府は参加せよ‼

戦前、戦中において我が国が多くの犠牲者を出しました。そして、それ以上に多くの海外の兵士のみならず、一般市民たちを殺害、女性に対して暴行、幼い子までも殺しました。

 

現在の日本は戦後の被災から復興、繁栄の中で世界に有する国として長く世界から認められています。しかし、その以前から繁栄の中で、「平和ボケ」世界においての悲惨な戦争、内乱に対して、国民の中のどれほどが「戦争反対」と心から思い、日常活動や生活の一部として生きているのかと思います。感情的には「戦争は嫌ね!」と思う国民は多いと思います。しかし、今の世界情勢では、ロシアのウクライナ侵略戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃!(他にもいろいろありますが)によって、軍人だけでなく、多くの一般人、その中でも小さな子供たちが多数亡くなっています。亡くならないまでも餓死寸前の悲惨な状態が続いています。

 

我が日本は第2次世界大戦において『帝国憲法』の中、「天皇を元首」として「神聖化」して多くの国民が「国家」を守るとのナショナリズム精神の中、国民意識を洗脳、各政府機関だけでなく、マスメディア、学校教育でも「神聖なる天皇国家」なる日本を守る事として海外において侵略、植民地支配しました。東南アジア海外においては、侵略後の数多くの現地住民への暴行の数数!若い女性に対する性的虐待の数数‼歴史的な事実が戦後判明しました。今では明らかになっている「南京大虐殺」も学校教科書に掲載されるまでになりました。

しかし、その歴史史実を否定勢力が国会議員として存する現状です。危ない政治家、政党が踏ん反りかえりしている国会もどうかと大いに疑問視します。

 

我が国は世界でも唯一の「原子力爆弾」を2度も被爆した国です。

戦後、平和憲法とする「日本国憲法」のおかげで、私たちの日本は直接的な戦争にも加担、巻き盛られずいます。それに対し右翼勢力は日本の歴史観を「自虐史観」と称し、戦前の歴史観を肯定し、「戦争の出来る国」に進め、強い「国家」つくりに躍起になっています。自民党の中でも多くの議員はその役割をはたしていますし、今回の国政選挙と参議院選挙で数を大幅に増やした「参政党」は極めて危ない政党です。

 

私たち平和、反戦を望む市民にとっては、このような動きにしっかり反対の意思表示をしつつ、日常の生活、活動においても、しっかり平和のありがたみを実感すべきであると思います。

 

戦後80年の中で我が国の世界的果たす役割は、防衛費を増やすのでは無く、唯一の被爆国として世界から原子力爆弾を全廃させる事を主導的には働き掛けする事です。

日米安保の中でも国内では色々な問題が発生しています。地位協定はその最たるもの!また米軍基地による市民生活に多大なる問題も多くあります。私たち緑ネットがある神奈川県にも沖縄県に次ぐ多くの基地があります。反戦・平和の立場においてこの問題をしっかり今後も取り組みます。

 

何より一番国政を担う「政府」には「核兵器禁止条約」に参加し、世界から核兵器を無くす先導を示して欲しいです。

 

神奈川ネットワーク運動 緑ネット

代表 熊谷 暁