横浜市放射能汚染『指定廃棄物』!横浜市の17校に保管されていた!
【放射能汚染物資が学校施設で保管!】
本来なら政府がしっかりと責任もって管理する「放射能汚染物質」が学校、父兄、生徒にも明らかにされずにいた問題であった。
2016年の3月に情報が流れ、市民からの要望、要請により、ようやく、横浜市も動きを取りだした。5年間何をしていたのか?
この放射能汚染物質の学校、保育園、幼稚園等々に保管、または敷地内に埋蔵されている問題は全国内でも氷山の一角ではないでしょうか?この後、横須賀市でも42校での同じような状況が確認されています。
【杜撰な市の管理体制】福島第一原発事故由来の放射性物質は横浜にも降り、市内の小中学校、特別支援学校、保育園では、雨水利用後の泥などが汚染されました。また、屋上や側溝などの除染により、放射能に高濃度に汚染された除去物が発生しました。
これらの放射性汚染物は、いまだに市内の複数の保育園、および小中学校に保管されたままとなっていました。中には8000ベクレル/KGを超え、国の指定廃棄物となったものや、24,000ベクレル/KG近く汚染された除去物があります。
ようやく、横浜市放射線対策本部会議にて、市民からの要望書が資料として配布され、学校や保育園に保管されている指定廃棄物などについて、「学校外で保管する検討を始める時期である」、「学校外での保管について検討を始める事が決定」と結論がでました。
市民、市民派の横浜市議の議会での提議、討議により、ようやく8月29日(月)横浜市放射線対策会議にて、学校・保育園で保
管中の放射能汚染物を教育委員会が北部汚泥資源化センター(鶴見区)に移管すると決定しました。
未だに絶えない「福島第一原発のメルトダウン事故」この影響は今後数十年もたっても元の環境には戻れないです。
行政はしっかり地域住民、市民に情報公開することを望むとともに、原子力発電所の完全廃炉を求めます。
神奈川ネットワーク運動
緑ネット 代表
熊谷暁